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覚醒剤
ありったけの覚醒剤脳味噌にぶち込んで
どっかあっちの世界まで飛んだらいつも見てた崖まで行ってみろ
そしたらそれは飛び降りれる程度の高さでしかねぇことに気付くはずだ
飛び降りる前に煙草のつもりで吸った、それは実はマリファナ
イカれた頭振ったら飛び降りるんだ
ところが着地したそこは地面なんかじゃなくて底なしの沼なんだ
あぁだからいつもここで突っ立てたんだと思い出す
助けを求めてもがいてみるけどそんなとこに飛び込むやつがいるとは誰も思ってねぇから誰もいなくて、もちろん仲間なんざいねぇし
彷徨い続ける右手を崖の上から褪めた眼で見てるお前の幻影もどっか行っちまう
あぁもしかしたらそっちが本体かもな
ラリった頭で助かる方法を考え続ける････馬鹿か？
目を醒ませ
抉じ開けろ
ぶちのめせ
よく見ろ、ホントは沼なんかねぇのに溺れてんだぜ。何かに
白い、死神みたいな「彼女」が
狂い始めたお前に手を差し伸べてるのを見つけてようやく夢だと気付く
目を醒ませ
見極めろ
打ち壊せ
そしたらお前が今まで見えなかったモノが当たり前のように見えてくる
触れることまでできるぜ
どうだい
それは今までの苦痛とか混沌としたものが悦びに変わる瞬間だ
狂ってるはずの頭がすげぇすっきりして。でも満足のいく答えは結局見つからず
こんがらがった脳から痛み
頭痛を抑えるためのリボルバー
弾を込めたらこめかみに当ててぶっ放せ
白い、死神みたいな「彼女」が
生気を失ったお前を揺さぶってることに気付いてようやく夢だと気付く
また自殺する夢を見たのか？そんなに死にてぇんならとっとと首吊れよ
でもその前にありったけの「覚醒剤」酒でぶち込んで目を醒ませ
白い、死神みたいな「彼女」が
遠くのほうで手を振ってるのを見つけて
ようやくこれが現実だってことに気付く
近づこうとしたら後ろに気配
沼のような何かの真ん中で
黒い、悪魔みたいな「お前」が物みたいな目でお前を見てる
口が動いた。何か言ってる。それは･････
「 タ ス ケ テ 」
飛び起きたベッドの上で息を荒げながら
自分を確認するように手を見て
ようやく"帰ってこれた"ことを確認して溜息
とりあえずコーヒーでも飲もうと思って立ち上がろうとして初めて気付く
違和感に
･･･手を、見た？
ここじゃ自分の手なんか見えるはずもないのに
だってここは･････
暗闇に隠されてたはずの部屋に豆電球が点けられてる
点けたのもちろん自分じゃない
じゃぁ誰が？そういえば立ち上がろうとしたのに立てないじゃねぇか
金縛りにあったみたいに
いや少し違う。なんだろう
何かが、俺を"ここ"に繋ぎとめておこうとしてるような･･･
そこまできてようやくお前は自分を抱きしめてる影に気付く
それは白い、死神みたいな････････････････････････････････
黒
黒 白 黒
黒黒 白
よくある映画やドラマみたいに飛び起きたりすることもなく
ゆっくり開かれた目はくだらなそうに冷めてて
鬱陶しそうにお前は「やつら」に悪態をついた
「オカゲサマで目醒めがいいよ。糞共」
目を醒ませ
目を醒ませ
目を醒ませ
現実へようこそ
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どっかあっちの世界まで飛んだらいつも見てた崖まで行ってみろ
そしたらそれは飛び降りれる程度の高さでしかねぇことに気付くはずだ
飛び降りる前に煙草のつもりで吸った、それは実はマリファナ
イカれた頭振ったら飛び降りるんだ
ところが着地したそこは地面なんかじゃなくて底なしの沼なんだ
あぁだからいつもここで突っ立てたんだと思い出す
助けを求めてもがいてみるけどそんなとこに飛び込むやつがいるとは誰も思ってねぇから誰もいなくて、もちろん仲間なんざいねぇし
彷徨い続ける右手を崖の上から褪めた眼で見てるお前の幻影もどっか行っちまう
あぁもしかしたらそっちが本体かもな
ラリった頭で助かる方法を考え続ける････馬鹿か？
目を醒ませ
抉じ開けろ
ぶちのめせ
よく見ろ、ホントは沼なんかねぇのに溺れてんだぜ。何かに
白い、死神みたいな「彼女」が
狂い始めたお前に手を差し伸べてるのを見つけてようやく夢だと気付く
目を醒ませ
見極めろ
打ち壊せ
そしたらお前が今まで見えなかったモノが当たり前のように見えてくる
触れることまでできるぜ
どうだい
それは今までの苦痛とか混沌としたものが悦びに変わる瞬間だ
狂ってるはずの頭がすげぇすっきりして。でも満足のいく答えは結局見つからず
こんがらがった脳から痛み
頭痛を抑えるためのリボルバー
弾を込めたらこめかみに当ててぶっ放せ
白い、死神みたいな「彼女」が
生気を失ったお前を揺さぶってることに気付いてようやく夢だと気付く
また自殺する夢を見たのか？そんなに死にてぇんならとっとと首吊れよ
でもその前にありったけの「覚醒剤」酒でぶち込んで目を醒ませ
白い、死神みたいな「彼女」が
遠くのほうで手を振ってるのを見つけて
ようやくこれが現実だってことに気付く
近づこうとしたら後ろに気配
沼のような何かの真ん中で
黒い、悪魔みたいな「お前」が物みたいな目でお前を見てる
口が動いた。何か言ってる。それは･････
「 タ ス ケ テ 」
飛び起きたベッドの上で息を荒げながら
自分を確認するように手を見て
ようやく"帰ってこれた"ことを確認して溜息
とりあえずコーヒーでも飲もうと思って立ち上がろうとして初めて気付く
違和感に
･･･手を、見た？
ここじゃ自分の手なんか見えるはずもないのに
だってここは･････
暗闇に隠されてたはずの部屋に豆電球が点けられてる
点けたのもちろん自分じゃない
じゃぁ誰が？そういえば立ち上がろうとしたのに立てないじゃねぇか
金縛りにあったみたいに
いや少し違う。なんだろう
何かが、俺を"ここ"に繋ぎとめておこうとしてるような･･･
そこまできてようやくお前は自分を抱きしめてる影に気付く
それは白い、死神みたいな････････････････････････････････
黒
黒 白 黒
黒黒 白
よくある映画やドラマみたいに飛び起きたりすることもなく
ゆっくり開かれた目はくだらなそうに冷めてて
鬱陶しそうにお前は「やつら」に悪態をついた
「オカゲサマで目醒めがいいよ。糞共」
目を醒ませ
目を醒ませ
目を醒ませ
現実へようこそ
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