光の死に場所

• 04/05/08:57

例えば朝陽を浴びた時
そいつのパスワードの一部を脳裏に描く　無意識に
例えばどっかの掲示板に書き込んだ時
自動販売機で煙草を買った時
炊飯器のスイッチを入れた時
夜寝る前に電気を消した時
日常の　何でもない日常の中にキーワードは存在して
無意識に頭ん中で組み立ててる
パスワードが出来上がっても気付かない


けれど
何でもない日常の中で　くだらねぇ事で絶望しちまったその時
無意識の中に潜んでたパスワードを知る
無視したり　立ち直って忘れたり　知らない振りをしたり
でも中には無視出来ないやつがいる
それがなんのパスワードか知りながらもそいつにゆっくりと入力し始める
誰も止めてくれなけりゃ　あっさり打ち終わって　起動し始める
そしたらもう誰にも止めれない
どんどん進行するそのプログラムはウィルスのように脳を蝕み
感染拡大
あらゆる出来事を異常な計算方法で無茶苦茶な答えを弾き出して脳に送信
止めたいなら　その端末に火をつけろ
燃え上がるそいつからは有毒な煙と臭気
それでも止めたいなら火をつけろ　それで白紙に出来ると思うなら
全て燃やし尽くして　自分ごと

闇に帰ったら　お前の前に一つ　小さな端末　配線はお前に繋がって

そいつは、慰める代わりに

愛を教えてくれる、その代わりに

憎悪を
お前に教えてくれるはずだ


見ろよ

腐るほど優しいぜ？

• 09/20/21:54
• 暗めの文章
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