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ぼくのいろ
ぼくは この目で
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた ぼくが
「その時」 見た そら
蒼くて
深くて
遠くて
冷たい
その色が
最期だった
ぼくの目は
日に日に色を失っていって
いつか遠く仰いだ あの夕陽のような
燃え盛る 光も
失われていくんだ そうだ
ぼくは この目で
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた
その ぼくの
この 目から
色が
光が
闇が
全てが
奪われたとしたら
それってつまり
ぼくは しぬんだって
ことじゃないのか
白い病院のベッド
けど もしかしたらこの「白」は
純白なんかじゃなくて 少し青が混ざった
空色なのかもしれない
隣で
きみが ながしてた涙は
どんな輝きを放っていたのか
灰色の世界に埋もれて
やがて黒に消えていく中で
ぼくは 知った
ぼくたちは
「闇」という名前を付けられた
ひかりに抱かれて 生きていたんだ
ただ黒いだけの
もう きみの光も 見えない
そんな世界に 落とされた闇は
涙が出るほど眩しい
これが ぼくのいろなんだ
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた ぼくが
「その時」 見た そら
蒼くて
深くて
遠くて
冷たい
その色が
最期だった
ぼくの目は
日に日に色を失っていって
いつか遠く仰いだ あの夕陽のような
燃え盛る 光も
失われていくんだ そうだ
ぼくは この目で
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた
その ぼくの
この 目から
色が
光が
闇が
全てが
奪われたとしたら
それってつまり
ぼくは しぬんだって
ことじゃないのか
白い病院のベッド
けど もしかしたらこの「白」は
純白なんかじゃなくて 少し青が混ざった
空色なのかもしれない
隣で
きみが ながしてた涙は
どんな輝きを放っていたのか
灰色の世界に埋もれて
やがて黒に消えていく中で
ぼくは 知った
ぼくたちは
「闇」という名前を付けられた
ひかりに抱かれて 生きていたんだ
ただ黒いだけの
もう きみの光も 見えない
そんな世界に 落とされた闇は
涙が出るほど眩しい
これが ぼくのいろなんだ
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